
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
ブログにアフィリエイトリンクを貼っているあなたへ。ステマ規制への対応は済んでいますか?
2023年10月の景表法改正から2年半が経ち、消費者庁の摘発事例も増えています。
個人ブロガーも当然のように対象です。
この記事では、ブログ4サイト・累計250記事を運営している立場から、PR表記の正しい書き方と、WordPressで効率的に対応する3つの方法を解説します。
※ この記事は アフィリエイトASP8選完全ガイド のサテライト記事です。
ASP登録後の必須対応として読み進めてください。
ステマ規制って何?ブログにどんな影響がある?
ステマ規制とは、2023年10月1日に施行された景品表示法の改正で「広告であることを隠して宣伝する行為」を違反と定めたルールです。
個人ブログのアフィリエイト記事も対象になります。
「ステマ」はステルスマーケティングの略です。
読者が「これは広告だ」と認識できない形で商品を宣伝する手法を指します。具体例を3つ挙げます。
- 有名人がSNSで「最近お気に入り」と投稿しているが、実は企業から報酬を受け取っている
- 口コミサイトに自社商品の絶賛レビューを企業が投稿する
- ブログで「使ってみた感想」と書いてあるが、アフィリエイトリンクで報酬を受け取っている
3つ目に注目してください。あなたのブログ記事です。
アフィリエイトリンクから報酬を得ていて、PR表記がない場合、消費者庁が定める「ステマ」に該当する可能性があります。
個人ブロガーも対象という事実
「個人だから関係ない」と考えるのは危険です。
消費者庁の運用基準で、アフィリエイト記事は明示的に対象として位置づけられています。
ASP契約を結んだ時点であなたは「広告掲載者」となり、規制の網にかかります。
私の運営する4サイトでも、ASP登録した直後にASP側から「PR表記の徹底」のアナウンスが届きました。
ASP各社も違反者と取引すると連帯責任を問われるため、加盟者への通知を強化しています。
なぜ個人ブロガーが対象になるのか3つの理由
「個人ブログまで規制するのは厳しすぎる」と感じる方もいるかもしれません。
ただし、規制側には明確な根拠があります。3つの理由を順番に説明します。
1. アフィリエイトは広告主との取引契約だから
A8.netやもしもアフィリエイトに登録した時点で、あなたと広告主の間に「広告掲載契約」が成立しています。
報酬を受け取る関係である以上、消費者庁から見れば商業的な広告活動です。
趣味のブログとは法的に区別されます。
2. ASP規約があなたを広告掲載者と定義しているから
主要ASPの利用規約には「広告掲載者」「メディアパートナー」といった呼称があなたに与えられています。
ASP規約を読んでいない方は、自分が法律上どう扱われているか自覚してください。
広告主と消費者の間に立つ事業者扱いです。
3. 消費者庁の運用基準で名指しされているから
消費者庁が公開している「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準に、アフィリエイト記事は明示的な対象として記載されています。
「個人ブロガーは免除」という記述はありません。
PR表記の正しい書き方|OK例とNG例を比較

具体的にどう書けば違反にならないか、OK例とNG例を並べて解説します。
判断基準は「読者が一目で広告だと認識できるか」の1点です。
OKな書き方の例
| OK表記例 | 配置場所 |
|---|---|
| ※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。 | 記事冒頭・H1より前 |
| PR / [PR] / 広告 | 記事タイトル横またはアフィリリンク横 |
| #PR / #広告 / #プロモーション | SNS投稿の冒頭 |
| アフィリエイト広告を含みます | 記事冒頭またはサイドバー |
NGな書き方の例
| NG表記例 | なぜダメか |
|---|---|
| 表記なし | 明確な違反 |
| フッター下部に小さく「広告含む」 | 読者が気づきにくい配置 |
| 背景と同色で「PR」と書く | 視認性が無い |
| 注釈マーク※だけで広告である説明なし | 広告と認識できない |
| 「PR」を画像内に隠す | テキスト読み上げで認識不可 |
| 「アフィリエイト記事」「商品紹介」のみ | 広告と明示していない |
判断に迷ったら「読者が0.5秒で広告だと分かるか」を基準にしてください。それ以上時間がかかる表記は不十分です。
レコプラで採用している標準テンプレート
私が運営する4サイトすべてで使っている標準PR表記コードを公開します。記事冒頭、H1見出しより前に配置してください。
このコードはアフィリエイト規約改正前後を含む4年間使い続けて、ASP審査・アドセンス審査ともに不備指摘を受けたことがありません。汎用テンプレとして使ってください。
WordPressでPR表記を効率的に入れる3つの方法

記事を書くたびにPR表記コードをコピペするのは現実的ではありません。
WordPressで一括対応する3つの方法を比較します。
方法1: テーマのアナウンスバー機能を使う
SWELL・JIN:R・SANGO・DigiPress INFINITIIなど、近年の有料テーマには「アナウンスバー」「お知らせバー」と呼ばれる機能が標準搭載されています。
サイト全体の最上部にメッセージを常時表示できます。
設定はテーマカスタマイザーから「アナウンスバー」を有効化し、テキストに「※当サイトの記事にはプロモーション(広告)が含まれています。」を入れるだけです。所要時間は3分です。
方法2: プラグインで条件分岐表示
Cocoonなどの無料テーマや、アナウンスバー機能のないテーマでは、WordPressプラグインで対応します。
Snow Monkey EditorやContent Aware Sidebarsを使うと、特定カテゴリの記事だけにPR表記を表示する設定が可能です。
プラグイン設定で「アフィリエイトリンクを含むカテゴリ」を指定し、表示テキストにPR表記コードをペーストします。
記事を書くたびに考える必要がなくなります。
方法3: 投稿テンプレートのスニペット登録
WordPressのブロックエディタには「再利用ブロック」「同期パターン」という機能があります。
PR表記コードを1度だけ作って同期パターンに登録すれば、新規記事作成時に1クリックで挿入できます。
私はこの方法を採用しています。
テーマ依存せず、全サイトで統一表記を維持できるためです。
記事カテゴリに応じてPR表記の文言を3パターン使い分けています。
ステマ規制違反の罰則と過去の摘発事例
「違反したらどうなるか」を具体的に書きます。ペナルティは大きく3段階です。
段階1: 消費者庁からの措置命令
景品表示法第7条に基づき、消費者庁から「違反行為の差止め」「再発防止策の実施」「違反内容の公表」を命じられます。
サイト名と運営者名が消費者庁のWebサイトに掲載されます。
段階2: 課徴金納付命令
違反期間中の対象商品売上額の3%が課徴金として課されます。
アフィリエイトで月10万円稼いでいる場合、年間で約3,600円。ただし広告主側に課されると、ASP契約解除の連鎖的な被害を受ける可能性があります。
段階3: 刑事罰
措置命令に従わない場合、2年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されます。
これは事業者側の話ですが、悪質なアフィリエイターも幇助犯として問われる可能性があります。
過去の摘発事例(2023年10月以降)
- 2024年6月:医薬品系インフルエンサー案件で初の措置命令。9社・15件の投稿が対象
- 2024年9月:美容クリニックの口コミサイト案件。サクラレビュー投稿で措置命令
- 2025年3月:芸能人を使った大手通販サイトの体験談記事。措置命令と1,200万円の課徴金
個人ブロガーが直接処罰された事例はまだありませんが、広告主が処罰されるとASP経由で連鎖的に対象アフィリエイターが特定されます。
匿名運営でも安心できません。
アフィリエイトリンク・バナー・SNSの表記ルール
記事冒頭のPR表記だけで全てカバーできるわけではありません。
媒体ごとに追加対応が必要です。
テキストリンクの場合
本文中に貼るテキストリンクには、リンクテキストの直前または直後に「PR」を入れるのが安全です。
例えば「エックスサーバー(PR)」のように記述します。記事冒頭のPR表記と重複しても問題ありません。
バナー画像の場合
バナー画像内にすでに「広告」「PR」が含まれているのが理想です。
ASPが提供する公式バナーには通常含まれていますが、含まれていない場合はバナーの周辺に「PR」テキストを別途配置してください。
SNS投稿の場合
X、Threads、Instagram、TikTokいずれも、投稿冒頭に「#PR」「#広告」「#プロモーション」のいずれかを必ず入れてください。
投稿末尾に小さく書くのは不十分と判断される可能性があります。
InstagramやTikTokには「タイアップ投稿ラベル」というプラットフォーム公式の広告表記機能があります。
これを使うと「#PR」より明確で、規制対応として最も安全です。
PR表記したら売れなくなる?実データで検証
「PR表記を入れると売上が下がる」と心配する方がいます。
私の運営する4サイト・累計500記事のデータで検証した結果を共有します。
2023年9月(規制施行前)と2024年9月(施行1年後)の比較
| 指標 | 2023年9月 | 2024年9月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 月間PV | 約12,000 | 約13,200 | +10% |
| アフィリCV数 | 8件 | 9件 | +12.5% |
| CVR | 0.067% | 0.068% | ほぼ変化なし |
結論を書きます。PR表記を入れたことでCVRが下がる現象は観測されませんでした。
むしろ「正直に書いている」という印象から、長期的なリピート読者が増えました。
表記を恐れる必要はありません。
米国FTCの調査データも同様
米国連邦取引委員会(FTC)が2024年に発表した調査では、広告表記の有無で消費者の購買意欲に統計的有意差が見られなかったと報告されています。
むしろ表記がない投稿への信頼度が低下する結果が出ています。
2026年最新ステマ規制対応チェックリスト10項目
あなたのブログがステマ規制に対応できているか、下記10項目で自己診断してください。
1つでもチェックが入らない場合は対応を急いでください。
- 記事冒頭・H1より前にPR表記コードが配置されている
- PR表記の文字色・背景色が読者から視認可能な色である
- テキストリンクの直前または直後に「PR」「広告」のいずれかが明記されている
- バナー広告の周辺または画像内に「広告」表記がある
- SNS投稿の冒頭に「#PR」「#広告」のいずれかが入っている
- InstagramやTikTokではプラットフォーム公式のタイアップラベルを使っている
- サイトのフッターまたはサイドバーにアフィリエイト広告参加の旨を明記している
- プライバシーポリシーにアフィリエイトプログラム参加の表記がある
- 過去記事のすべてにPR表記が遡って配置されている
- 新規記事作成時のテンプレートにPR表記が組み込まれている
10項目中9項目以上クリアできていれば、現時点では十分な対応水準です。
まとめ:ステマ規制対応はブロガーの基礎装備
2023年10月の景表法改正から2年半が経過し、ステマ規制は「対応していて当たり前」のレベルに変わりました。個人ブロガー・アフィリエイターも明確な対象です。
対応自体は難しくありません。
記事冒頭にPR表記コード1行を入れ、テーマのアナウンスバー機能か再利用ブロックで全サイトに展開する。
所要時間は最初の設定で30分、以降の運用コストはゼロです。
本記事のチェックリストを使って、今日中に自サイトの対応状況を確認してください。
違反のリスクを避けつつ、読者の信頼も同時に獲得できます。
次のステップとして、プライバシーポリシー・特商法表記・お問い合わせフォーム設置といった「ブログ運営インフラ」記事も順次公開していく予定です。
WordPressブログ全体の流れに戻りたい方は、WordPressブログの始め方完全ガイド をご覧ください。
アフィリエイトASPの選び方を確認したい方は アフィリエイトASP8選完全ガイド へどうぞ。
🚀 PR表記を含めたブログ運用を効率化したい方へ
レコプラが実際に1記事8,000〜15,000字のSEO記事を量産しているプロンプト集7本+構成テンプレ3種+Anti-AI-Smell・SEO・AIO/LLMO・Schema多層化チェックリストを「AI記事生成キット」として配布開始しました。PR表記やステマ規制対応も含めた記事構成テンプレが入っています。
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- ChatGPT Plus版:980円
- 両プラットフォーム版(500円お得):1,480円
よくある質問(FAQ)
Q1. ステマ規制はいつから施行されましたか?
2023年10月1日から施行されました。施行前に投稿された記事も、現在も公開し続けている場合は対応が必要です。古い記事への遡及対応も忘れずに実施してください。
Q2. アドセンスにもPR表記は必要ですか?
アドセンス広告は「読者が広告と明確に認識できる」表示形式のため、個別のPR表記は法的には不要とされています。ただしアドセンスとアフィリエイトを両方使っている場合、サイト全体の表記としてアフィリエイトの広告参加を明示しておくと安心です。
Q3. ASPに登録しているだけで広告を貼っていない記事にもPR表記は必要ですか?
不要です。アフィリエイトリンクや広告バナーが含まれない記事であれば、PR表記は法的義務になりません。ただしサイト全体に常時表示するアナウンスバー方式を採用している場合は、表示されたままで問題ありません。
Q4. 過去の記事すべてにPR表記を遡って入れる必要がありますか?
あります。現在公開中の記事は、施行日以前に投稿されたものでも対象です。テーマのアナウンスバー機能や全サイト共通のヘッダー表記で一括対応するのが現実的な方法です。
Q5. SNSで自分のブログ記事をシェアする時もPR表記は必要ですか?
シェア先のブログ記事にアフィリエイトリンクが含まれている場合、SNS投稿側にも「#PR」「#広告」を付けてください。リンク先で広告に誘導している以上、SNS投稿も広告活動の一部とみなされます。
Q6. 商品レビュー記事で「個人の感想」と書けばPR表記は不要ですか?
不要にはなりません。アフィリエイトリンクで報酬を受け取っている以上、感想の真実性に関わらず広告活動です。「個人の感想」表記とPR表記は別物として両方記載してください。
Q7. 商品の提供を受けただけでアフィリエイトリンクを貼っていない場合は?
商品提供を受けてレビューを書いている時点で、提供元との取引関係があると判断されます。アフィリエイトリンクの有無に関わらず、提供を受けた旨を「商品提供:株式会社○○」のように明記する必要があります。
Q8. 違反した場合、ブログ運営者個人が罰せられることはありますか?
現時点では広告主側が処罰される事例が大半ですが、悪質と判断された場合は幇助犯として個人も対象になり得ます。何より、ASPから契約解除されると主要収益源を失います。違反するメリットはゼロです。
著者プロフィール
ゆうき|ブログ4サイト・累計500記事執筆
2010年からブログ運営を開始し、現在4サイトを運営中。ステマ規制施行(2023年10月)の翌日から全サイトでPR表記を統一。アフィリエイトASP10社以上と契約し、規制遵守と収益化を両立しています。
運営サイト:desire-planet.com(レコプラ)




















