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スプレッドシートのQUERY関数を「難しそう」と避けていませんか。私も最初はそうでした。でも覚えてみたら、これまでピボットテーブルやフィルタを駆使していた集計が、たった1行で終わるようになりました。
QUERY関数は、スプレッドシートの中でSQL(データベース用の言語)に近い書き方ができる関数です。抽出も集計も並べ替えも1式でこなせます。覚える構文は3つだけで十分です。
この記事では、スプレッドシートのQUERY関数の使い方を、コピペで動く実例つきで解説します。基本構文、よく使う5パターン、つまずきやすいエラーの直し方まで、初心者がそのまま真似できる形でまとめました。
QUERY関数は「=QUERY(範囲, “命令文”)」の形で書きます。命令文で覚えるのはselect(取り出す列)・where(絞り込み条件)・group by(集計の単位)の3語だけ。この3つで、抽出から集計までの大半が片付きます。
スプレッドシートのQUERY関数とは?何ができる?

QUERY関数は、指定した範囲のデータに対して、抽出・並べ替え・集計をまとめて実行できる関数です。Excelには同等の関数がなく、Googleスプレッドシートを選ぶ大きな理由のひとつになっています。
QUERY関数でできること
- 条件抽出:「金額が1000円以上の行だけ」を取り出す
- 集計:「費目ごとの合計」を一発で出す
- 並べ替え:「金額の大きい順」に並べる
- 列の選択:必要な列だけを取り出して別表を作る
これらをVLOOKUPやSUMIF、フィルタの組み合わせでやると数式が増えますが、QUERY関数なら1セルで完結します。私は毎月の売上集計をQUERY1行に置き換えて、ピボットテーブルの作り直しを完全にやめました。
QUERY関数の基本構文をやさしく解説
QUERY関数の形はシンプルです。範囲と、やりたいことを書いた命令文の2つを渡すだけです。
=QUERY(データ範囲, “select 列 where 条件 order by 列”, 見出し行数)
覚えるのはこの3語だけ

| 命令 | 意味 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| select | 取り出す列を指定 | select A, C |
| where | 行を絞り込む条件 | where C > 1000 |
| group by | 集計の単位を指定 | group by B |
注意点が1つあります。列はA・B・Cのように列の記号で指定します。見出しの文字ではなく、シート上の列のアルファベットを使う点だけ押さえてください。
QUERY関数のよく使う5パターン【コピペ可】

ここからは、実務でそのまま使える5パターンを紹介します。A列に日付、B列に費目、C列に金額が入った経費表を使います。
①特定の列だけ取り出す
=QUERY(A:C, “select B, C”, 1)
費目と金額の列だけを取り出します。末尾の1は見出し行が1行あるという意味です。
②条件で絞り込む
=QUERY(A:C, “select * where C >= 1000”, 1)
金額が1000円以上の行だけを取り出します。アスタリスクは全部の列という意味です。
③費目ごとに合計する
=QUERY(A:C, “select B, sum(C) group by B”, 1)
費目ごとの合計金額を出します。ピボットテーブルなしで集計表ができあがります。私が一番よく使うのがこのパターンです。
④文字で条件を指定する
=QUERY(A:C, “select * where B = ‘交通費'”, 1)
費目が交通費の行だけを取り出します。文字で条件を指定するときは、シングルクォートで囲むのがルールです。
⑤金額の大きい順に並べる
=QUERY(A:C, “select * order by C desc”, 1)
金額の大きい順に並べ替えます。descは降順、ascは昇順です。order byを足すだけで並べ替えが効きます。
QUERY関数のエラーと直し方

QUERY関数は便利ですが、書き方の細かいルールでつまずきがちです。私がよく見るエラーと対処法をまとめます。
よくあるエラー3つ
| エラー表示 | 主な原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| #VALUE! | 命令文の書き間違い | select・whereのつづりと半角を確認 |
| 数値と文字が混在 | 同じ列に文字と数字が混ざる | 列のデータ形式をそろえる |
| 条件が効かない | 文字をクォートで囲み忘れ | where B = ‘交通費’ のように囲む |
エラーが出たら、命令文をそのままChatGPTやGemini、Claudeに貼り、「このQUERY関数のエラーを直して」と聞くのが一番速いです。原因の説明つきで修正版が返ってきます。
QUERY関数の命令文を毎回ゼロから書く必要はありません。AIに作らせる手順はGAS×ChatGPT/Claude API 自動化パターン集でも触れています。
QUERY関数のよくある質問
Q1. QUERY関数はExcelでも使えますか?
使えません。QUERY関数はGoogleスプレッドシート独自の関数です。Excelで似たことをするにはピボットテーブルやパワークエリを使います。
Q2. 列は記号と見出しのどちらで指定しますか?
シート上の列の記号(A・B・Cなど)で指定します。見出しの文字ではない点に注意してください。別ファイルを参照する場合は番号指定になります。
Q3. 複数の条件を組み合わせられますか?
できます。whereの後にandやorをつなげます。たとえば「where C >= 1000 and B = ‘交通費’」のように書けば、両方を満たす行だけ取り出せます。
Q4. 日付で絞り込むにはどうしますか?
日付は「where A > date ‘2026-01-01’」のように、dateというキーワードと一緒に書きます。日付の形式はハイフン区切りでそろえてください。
Q5. QUERY関数が重いときの対処は?
参照範囲をA:Cのように列全体ではなく、A2:C500のように必要な範囲に絞ると軽くなります。数万行を超える大きなデータでは特に効果があります。
Q6. 構文を覚えられません。どうすれば?
丸暗記は不要です。select・where・group byの3語だけ頭に入れ、あとは生成AI(ChatGPT・Gemini・Claude)に「こういう集計をするQUERY関数を作って」と頼めば十分実用になります。
まとめ|QUERY関数は3語覚えれば実用になる
本記事のポイントを整理します。
- QUERY関数は抽出・集計・並べ替えを1式でこなすスプレッドシート専用関数
- 覚える命令はselect・where・group byの3語で十分
- 費目ごとの合計はgroup byで一発。ピボットテーブルが不要になる
- 文字条件はシングルクォートで囲むのがエラー回避のコツ
- 構文に迷ったら生成AI(ChatGPT・Gemini・Claude)に作らせれば実用十分
QUERY関数は、最初の1行が動いた瞬間に手応えが変わります。まずは費目ごとの合計を出すパターンから試してください。
ほかの便利な関数もまとめて知りたい人は、Googleスプレッドシート便利な使い方|関数&時短ワザ20選に12個の関数を一覧でまとめています。
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この記事を書いた人
ゆうき|レコプラ運営者
大阪在住の30代会社員。2012年からブログ運営を続け、AI活用・副業・WordPress運営の実体験記事を250本以上執筆。本業の経理補助や副業の収支管理をGoogleスプレッドシートのQUERY関数とGASで自動化し、月数十時間の業務効率化を実践中。自分で使って効果が出た方法だけを書きます。





















