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Claudeに書かせた原稿を読み返して、内容は合っているのに公開ボタンが押せない。そんな状態で止まっていませんか。
私も同じところで詰まりました。文法は正しい。事実も合っている。それでも読み返すと、書いたのが自分ではないことが3行で分かってしまう。
やっかいなのは、どこが悪いのか指をさせないことです。指をさせないから、Claudeに「もっと自然にして」と投げ直す。返ってきた原稿は語尾がすこし崩れただけで、読後の違和感は残ったまま。この往復が3回続くと、たいてい人は諦めて公開するか、全部書き直します。
Claudeの日本語が不自然に見える状態から抜け出す道は1つだけ。何がAIっぽさなのかを、語のレベルで決めてしまうことです。基準がある状態で読み返すと、直す場所は指でさせます。
Google検索の側にAI生成だと見抜かれるかどうかが気になる方は、先にAI生成記事がGoogleに見抜かれる仕組みとSEOペナルティの回避を読んでください。この記事が扱うのは、人間の読者が読んで不自然かどうかだけです。
Claudeの日本語が不自然に感じるのはなぜ?
Claudeの日本語が不自然に感じる理由は、文法の誤りとは別のところにあります。出力の癖です。
読点の位置、語尾の繰り返し、抽象度の高い名詞。この3つが同時に出ると、文法が100点でも人間の書いた文には読めません。

不自然さは語彙よりリズムに出る
AIが書いた日本語の違和感は、難解な単語よりも文のリズムに現れます。Zennで公開されている検証記事(AI臭は語彙よりリズムに出る・7モデル×406本の実測)が、同じ結論を実測で出しています。
この検証が測ったのは、文の長さのばらつきです。Claude Sonnet 5が書いた文は平均56.0モーラでした。モーラは、かなで数えたときの音の数のことです。長さが揃うほど機械の音がする、という見立てです。
具体例をひとつ。次の3文を続けて読んでみてください。
この機能は作業時間を短縮します。設定は管理画面から変更します。手順は次のとおりです。
1文ごとに見れば、どれも正しい日本語。並べた瞬間に機械の音がします。語尾が3回とも「します」で揃っているからです。人間が書くと、ここは自然にばらけます。
Claudeは丁寧側・網羅側に寄る
Claudeは指示を丁寧に汲むぶん、前置きと補足が増えます。「読者に分かりやすく」と頼むと、言い換えと具体例を足してくる。足された文の多くは、内容を1ミリも進めません。
この癖はモデルが変わっても消えません。知識カットオフはAnthropicの公式ドキュメント(Models overview)にあります。Claude Opus 5は2026年5月、Sonnet 5は2026年1月です。
モデルは今後も入れ替わります。判定表はモデルに依存しない形で、自分の手元に持っておくほうが長持ちします。
「自然にして」で直らない理由
「自然にして」が効かないのは、自然の定義が共有されていないからです。あなたの頭にある自然と、Claudeが推定する自然がずれている。指示が抽象的なほど、返ってくる修正も抽象的になります。
逆に、禁止語を名指しで渡すと一発で消えます。ぼんやり自然にと頼むより、「この16語を使わないでください」と語を数えて渡すほうが機械には通じる。判定基準の共有が先で、リライトの依頼は後です。
AIっぽい文章の特徴を見分ける6カテゴリ(前半3つ)
AIっぽい文章の特徴は、6カテゴリに整理できます。レコプラが記事を公開する前に毎回当てている判定表の実物です。前半は記号、リズム、進行の3つ。
カテゴリ1 記号の残骸
いちばん見つけやすく、いちばん致命的なのがこれです。AIが内部で使っている書式の名残が、本文にそのまま出てきます。読者は理由を言葉にできないまま、なんとなく機械的だと感じます。
| 出やすい形 | 直した形 |
|---|---|
| アスタリスク2つで囲む太字記法が本文に残る | HTMLのstrongタグに置き換える |
| emダッシュ(英文用の長い横棒)で文をつなぐ | 「つまり」「言い換えると」で文を分ける |
| カギカッコが1文に2箇所以上ある | 1文につき1箇所まで。残りは削る |
| カギカッコの中に二重カッコが入る | 二重カッコは使わない |
| 全角コロンの直後に半角スペース | 助詞でつなぐか、見出しに昇格させる |
| 全角スラッシュで単語を並べる | 「や」「と」「あるいは」に置き換える |
| 矢印記号で因果をつなぐ | 「〜したことで」「〜の結果」と書く |
| (言い切れないので補足しておく)型のカッコ書き | 補足は独立した1文にする。言い切れないなら削除 |
この8つは目で追うだけで拾えます。意味を読む前に、記号の形だけで一周する。それが最短です。
カテゴリ2 リズムの単調さ
リズムのカテゴリだけは、数値で線を引けます。レコプラが使っている閾値をそのまま出します。
| 見る対象 | アウトの線 |
|---|---|
| 文末の語尾 | 同じ語尾が3文続いたらアウト |
| 順接の接続詞(さらに、また、したがって、そのため、結果として) | 3文に1回より多く出たらアウト |
| 「AではなくB」の構文 | 1記事に2回出たらアウト |
| 段落の閉じ方 | 「以上がポイントです」型の締めが2回出たらアウト |
| 1文の長さ | 40字を超える文が連続したらアウト |
同じ語尾3連続は、機械でも人間でも同じ精度で拾えます。直し方は3つ。体言止めにする、問いかけにする、語順を入れ替える。この3手で9割は崩れます。
カテゴリ3 説明書みたいな進行
読者を置いてけぼりにする前置きと、書き手が自分の構成を実況する癖です。Claudeは頼まなくても勝手に入れてきます。
- 「〜は現代社会において重要なテーマです」型の前置き
- 「以下の3つのポイントから説明します」型の構造宣言
- 「それぞれ順に見ていきます」型の進行実況
- 「ステップ1:」のようにコロンの後ろへ半角スペースを入れる箇条書き
前置きは削るだけで直ります。構造宣言は見出しに昇格させてください。ステップ表記は、そもそもH3見出しにしたほうが読者は迷いません。
AIっぽい文章の特徴を見分ける6カテゴリ(後半3つ)
AI臭6カテゴリの後半3つは、AIっぽい文章の特徴が語彙に出るカテゴリです。ここに載せる語は、レコプラが記事本文で使用を禁止している実物のリストになります。出し惜しみせず全部並べます。
カテゴリ4 事なかれ主義(保険枕詞6語)
断言を避ける枕詞が入った瞬間、その段落は読む価値を失います。書き手が責任を取らない文だと読者に伝わるからです。
- 一概には言えませんが
- 場合によりますが
- ケースバイケースです
- あくまで一例ですが
- 個人差はありますが
- 状況によって異なります
これらを見つけたら、削るのではなく立場を書いてください。「私はこちらを選びました。理由は◯◯です」と続ければ、同じ字数で情報量が増えます。
否定するときも同じ。「おすすめしません。理由は3つあります」と先に言い切ってください。
カテゴリ5 抽象語16語
この16語は、レコプラの記事本文で使用を禁じている抽象語の全リストです。意味が広すぎて、読んだ後に何も残らない語をまとめています。
| 本質 | 最適化 | 変革 | パラダイムシフト |
| ソリューション | フレームワーク | アプローチ | レバレッジ |
| シナジー | ブレークスルー | バリュー | エコシステム |
| プロセス | イノベーション | サステナブル | トランスフォーメーション |
置換のやり方は1つに決まっています。動詞と数値に落とす。名詞のまま言い換えても、抽象度は下がりません。
| NG(抽象語のまま) | OK(動詞と数値に落とす) |
|---|---|
| 業務を最適化する | 月20時間の書類作業を3時間に縮めた |
| 執筆のプロセスを見直す | 見出しを書いてから本文を書く順に変えた |
| AI活用のアプローチを紹介します | 私がClaudeに投げている指示文を3本お見せします |
| ブログ運営の本質を理解する | 読者が離脱する位置をヒートマップで確認する |
右列だけを読んでも、何をしたかが分かります。それが判定の合格ラインです。
カテゴリ6 禁止比喩17語
この17語は、レコプラが記事本文で使用を禁じている比喩の全リストです。どれも間違ってはいません。使い古されすぎていて、書き手の顔が消えるという理由で落としています。
| 羅針盤 | コンパス | 地図 | 道しるべ |
| 土台 | 柱 | 架け橋 | 設計図 |
| エンジン | 車の両輪 | 潤滑油 | 歯車 |
| DNA | 種を蒔く | 根を張る | 筋トレ |
| 氷山の一角 |
比喩を消したあとに何を入れるか。事実と数字です。
「経営の土台となる考え方」なら、利益率を毎月見ている経営者が最初に決めること。これで比喩なしに同じ位置へ着地します。
ここまでが判定表の全部です。6カテゴリ、記号8種類、リズム5基準、保険枕詞6語、抽象語16語、禁止比喩17語。AIっぽい文章の特徴を疑ったときは、この記事を開いて上から当ててください。
👉 毎回の目視照合をやめたい方へ
正直に書きます。この表を毎回、記事の全文に手作業で当てるのは続きません。私も最初は目視でやって、3記事目で照合を飛ばしました。
直すより、最初から出させないほうが速いです。私が自分の記事で実際に回している指示文と構成テンプレを、キットにまとめてあります。
ClaudeのAIっぽい文章を直す手順はどうやる?
ClaudeのAIっぽい文章を直す手順は、読み返す順番で決まります。AI臭の消し方は3周に分けるのが速いです。
Claudeの文章を自然にするには、記号、語尾、語彙の順に読み返してください。意味を読みながら全部同時に直そうとすると、必ず取りこぼします。

1周目 記号だけを見る
意味を読まないでください。画面をスクロールしながら、記号の形だけを追います。アスタリスク、長い横棒、カギカッコの数、全角スラッシュ、矢印。この5つを潰すだけで、見た目の機械っぽさはかなり減ります。
所要時間は8,000字の記事で3分ほど。私の場合、ここで毎回10箇所前後は見つかります。
2周目 語尾だけを見る
文末の3文字だけを縦に読みます。「ます」が縦に3つ揃っている場所が、そのまま直す場所です。
直し方は決まっています。3文のうち真ん中を体言止めにするか、問いかけに変える。語順を入れ替えるのも有効です。全部を書き直す必要はありません。
3周目 語彙を置換する
ここでようやく意味を読みます。抽象語16語と禁止比喩17語を検索窓で1語ずつ当てて、ヒットした箇所を動詞と数値に落としていく。保険枕詞が出たら、そこに自分の立場を書き足します。
最後に声に出して1回読んでください。息継ぎの位置が変なところ、口が回らないところが、読者の読みづらい場所と一致します。私はこの音読で毎回2箇所か3箇所は直します。
判定表を実際の記事1本に当てるとどうなるか
Claudeの日本語が不自然かどうかは、判定表を当てれば記事1本の単位で確かめられます。ここではレコプラで実際に公開した記事を例に、何をしたかを事実だけ書きます。
ドメイン移管の実録記事でやったこと
2026年8月1日に公開した稼働中サイトのドメイン移管をConoHaで実際にやった記録があります。実際の管理画面スクリーンショットを12枚使った実録ハウツーです。
この記事は、初稿を書いた直後に6カテゴリを当てて、機械スキャンで100点になるまで直してから公開しました。手順の説明が多い記事ほど、Claudeの日本語が不自然になりやすい。放っておくと語尾が全部「します」で揃うからです。実際、2周目の語尾チェックでいちばん時間を使ったのがこの記事でした。
置換の実物
判定表を当てると、こういう書き換えが起きます。左が判定に引っかかる形、右が公開した形です。
| 引っかかる形 | 直した形 | カテゴリ |
|---|---|---|
| 申請すると承認メールが届く(数日かかる場合もあります) | 申請すると承認メールが届きます。私のときは翌日に来ました | 1と4 |
| 移管申請 → 承認 → 完了メール | 移管を申請し、承認したことで完了メールが届きます | 1 |
| 設定します。確認します。移行します。 | 設定します。次に確認。ここで移行が走ります | 2 |
| 移管はサイト運営の土台を整える作業です | 移管を先に済ませると、後からサーバーを替えるときに止まる時間が短くなります | 6 |
右列は字数がすこし増えています。それで構いません。抽象語1語を削って具体的な事実を1つ足すと、読者が判断できる材料が増えるからです。
この記事もスキャンを通しています
いま読んでいるこの記事も、Claudeの文章を自然にする同じ3周と6カテゴリを当ててから公開しました。判定表を配る記事の日本語が不自然だったら話になりません。ここまで読んで違和感がなかったなら、それがこの表の効き目です。
AI臭は機械で検出できる?
AI臭は機械で検出できます。ただし拾えるのは、6カテゴリのうち記号・語尾・禁止語の3種類まで。
レコプラでは正規表現ベースのスキャナを公開前ゲートに組み込んで、全記事を通しています。100点満点で、違反1件につき5点減点。95点以上かつ違反5件以下でPASSという運用です。
正規表現で拾える範囲と拾えない範囲
| カテゴリ | 機械で拾えるか | 補足 |
|---|---|---|
| 1 記号の残骸 | ◎ 完全に拾える | 文字の一致だけで判定できる |
| 2 リズムの単調さ | ○ 語尾3連続は拾える | 段落の閉じ方の単調さは人の目が要る |
| 3 説明書みたいな進行 | △ 定型文だけ拾える | 言い回しを変えられると素通りする |
| 4 事なかれ主義 | ○ 6語は拾える | 立場を書いたかどうかまでは判定できない |
| 5 抽象語16語 | ◎ 完全に拾える | 語のリストと突き合わせるだけ |
| 6 禁止比喩17語 | ◎ 完全に拾える | オリジナルの比喩は当然素通りする |
正直なところ、機械では拾えないものが残ります。話の順番がおかしい、具体例が1つもない、書き手の判断がどこにもない。この3つはスキャンを100点で通り抜けます。
機械は文字を見ているだけで、中身を読んでいません。最後の判断は人がやってください。
非エンジニアがスキャンを回す方法
スクリプトを書かなくても同じことはできます。判定表をClaudeに渡して、Claude自身に検出させる形です。私はコードを書けませんが、Claude Codeを毎日使って記事の整形やデータ処理を回しています。ターミナルの黒い画面が怖くて、最初はデスクトップ版から入りました。
やることは単純です。6カテゴリの禁止表を貼り付けて、「この本文に対して、該当箇所を行番号つきで列挙してください。修正はしないでください」と指示する。修正させないのが肝で、直させると勝手に文意まで変えてきます。
判定表をClaude Desktopに常駐させる
毎回コピペするのが面倒なら、Claude DesktopのProject機能にナレッジとして入れてください。一度入れておけば、そのProject内の会話すべてで判定表が効きます。ファイルがうまく上がらないときの切り分けは、Claudeデスクトップがうまく動かないときの5つの攻略法にまとめています。
AIに書かせる前に仕込む(予防側)
Claudeの日本語が不自然になる箇所は、直すより出させないほうが速いです。検出と修正に使う時間は、指示文に禁止表を含めておくだけでほぼ消えます。
ここが競合記事の空白地帯です。2026年8月に「Claude 日本語 不自然」で検索し、上位10件を読みました。どれも、書かせた後にどう直すかだけを扱っています。

出力させる前に禁止語を渡す
指示文の中に、抽象語16語と禁止比喩17語をそのまま貼ってください。「これらの語を使わずに書いてください」と添えるだけで、初稿の違反数が目に見えて減ります。
語尾の指定も効きます。指示文に「同じ語尾を3文続けないでください」と書いてください。次の行には「1文は40字以内にしてください」を足します。この2行があるかどうかで、2周目の語尾チェックの負荷が変わります。
見出しごとに書かせて都度当てる
8,000字を一度に書かせると、後半になるほど指示が薄れます。H2を1つずつ書かせて、書き終わるたびに判定表を当てるほうが結果的に速い。私は1本の記事を7回か8回に分けて出力させています。
予防に振ると直す時間が減る
予防に振っても、違反はゼロにはなりません。指示文をどれだけ詰めても、記号の残骸は毎回いくつか出ます。Claudeの文章を自然にする読み返しは残ります。
それでも初稿の質が変わります。私の場合、3周にかかる時間が15分から5分になりました。
🚀 最初から判定表に引っかからない文章を出させたい方へ
レコプラが8,000〜15,000字のSEO記事を書くときの一式が、AIブログ記事自動生成キットです。中身はプロンプト集7本+構成テンプレ3種+Anti-AI-Smell・SEO・AIO/LLMO・Schema多層化チェックリスト。私が自分のブログで毎日回しているものです。
この記事で配った6カテゴリの違反を、指示文の形で最初から消しにいきます。AI臭の消し方を毎回手作業で当てずに済みます。
Claudeで書いている方はClaude Desktop版だけで足ります。ChatGPTも併用しているなら両プラットフォーム版を選んでください。Claude DesktopのProjectにナレッジごとアップして、次の1本から使えます。
- Claude Desktop版(無料版でも動きます)980円
- ChatGPT Plus版 980円
- 両プラットフォーム版(480円お得)1,480円
Claudeの文章を自然にした後、どこで使うか
Claudeの文章を自然にする作業は、そこで終わりにすると何も生みません。読み終わった読者に次の行動を取ってもらうための下ごしらえです。行き先は2つ。自分のブログの収益記事と、人に渡す納品物です。
自分のブログの収益記事に組み込む
AI臭が消えた文章は、そのままでは売上になりません。読者が申し込みボタンを押すまでの流れは、文体とは別の設計が要ります。構成の型は収益記事の書き方と成約率を上げるテンプレにまとめました。
判定表を当てた文章と、収益動線の設計。この2つが揃ったところで、はじめて記事が働き始めます。
納品物として人に渡す
AI臭を自分で検出して直せるなら、それは人に渡せる品質という意味です。ライティングの受注でも、AIを使ったこと自体は問題になりません。問題になるのは、直さずに納品することだけ。
受託の仕事でも同じことをしています。Claude CodeでWordPressのテーマと予約決済のしくみを作り、納品しました。そのときの記録はClaude CodeでWordPressテーマと予約決済を開発した実録にまとめてあります。公開前に当てた判定表は、いま読んでいるこの記事と同じ6カテゴリです。
非エンジニアがAIを使って仕事を取る道筋は、Claude Code副業の始め方と非エンジニアの単価相場で単価の相場ごと書いています。
Claudeの日本語が不自然なときのよくある質問
Q1. Claudeの日本語が不自然になるのはなぜですか?
文法の誤りではなく、出力の癖が原因です。語尾の繰り返し、記号の残骸、抽象度の高い名詞の3つが同時に出ると、正しい日本語でも機械が書いた文に読めます。
Q2. 「自然にして」と頼めばAIっぽい文章は直りますか?
直りません。自然の定義が共有されていないため、返ってくるのは語尾がすこし崩れただけの同じ原稿です。禁止語を名指しで渡してください。
Q3. AIっぽい文章の特徴で、いちばん先に直すべきものはどれですか?
記号の残骸です。目で追うだけで拾えて、直すのに意味の判断が要りません。8,000字の記事なら3分ほどで終わります。
Q4. Claudeの文章を自然にするのに、どのくらい時間がかかりますか?
私の場合、8,000字の記事で15分ほどです。記号、語尾、語彙の順に3周します。指示文の側に禁止表を入れておくと5分前後まで縮みます。
Q5. AI臭を機械で検出することはできますか?
記号・語尾・禁止語の3種類は正規表現で検出できます。話の順番のおかしさや具体例の不足は機械では拾えません。最後の判断は人がやってください。
Q6. Claude以外のAIでも同じ判定表が使えますか?
使えます。この6カテゴリはモデルの仕様ではなく日本語の読み心地を見ているので、ChatGPTでもGeminiでもそのまま当たります。
Q7. AIっぽい文章はGoogleの評価を下げますか?
AIっぽさで直接ペナルティが決まるわけではありません。Googleが公開しているコアアップデートの解説は、評価の軸を有用性と信頼性に置いています。途中で読むのをやめられる文章は、その軸で不利になります。
Q8. 判定表を使うと個性のない文章になりませんか?
逆になります。禁止しているのは誰が書いても同じになる語だけで、書き手の判断や失敗談は禁止していません。抽象語を削った空きに、自分の事実が入ります。
Q9. Claudeの日本語がおかしいのは、使っているモデルのせいですか?
モデルによって手触りは変わりますが、癖の出方は共通しています。知識カットオフはClaude Opus 5が2026年5月、Sonnet 5が2026年1月です。出典はAnthropicの公式ドキュメント。判定表はモデルに依存しない形で持っておいてください。
判定表を更新したときと、新しい検出パターンを見つけたときはレコプラ公式LINEで流しています。質問もここで受けています。
まとめ|Claudeの日本語が不自然なまま公開しないために
Claudeの日本語が不自然に見える原因は、あなたの指示にはありません。判定基準を持たずに読み返しているからです。基準さえあれば、直す場所は指でさせます。
AI臭の消し方として配ったものを、最後に一覧にします。
- AIっぽい文章の特徴を見分ける6カテゴリの判定表
- 記号の残骸8種類とその置換先
- リズムの5基準(語尾3連続、順接接続詞は3文に1回以下、ほか)
- 保険枕詞6語、抽象語16語、禁止比喩17語の全リスト
- 記号、語尾、語彙の順に読み返す3周の手順
- 機械で拾える範囲と拾えない範囲の切り分け
このチェックリストは、AIブログ記事自動生成キットにも同じものが入っています。キットで受け取るのは、リストに引っかからない文章を最初から出させるための指示文と構成テンプレです。
リストそのものは、この記事で全部渡しました。Claudeの日本語が不自然かどうかは、この6カテゴリだけで判定できます。
リストだけで足りる方は、この記事をブックマークして使ってください。それで十分に戦えます。
次の1本を書く前に、判定表を指示文へ貼り付けてから始めてみてください。3周の読み返しが目に見えて短くなります。作業まわり全体を軽くしたい方は、ブログ効率化ツール30選とAI活用の組み合わせも合わせてどうぞ。
参考・出典
- Anthropic 公式ドキュメント「Models overview」(platform.claude.com)2026年8月25日取得
- Zenn・coji「AI臭は語彙よりリズムに出る – 自然な日本語を書くAgent Skillと7モデル×406本の実測」(zenn.dev)2026年8月25日取得
- note・hacklog「AIが書いた文章のAIくささを消す方法」(note.com)2026年8月25日取得
- note・kuroko「Claudeの日本語、なんかうまくない?を本気で掘った話」(note.com)2026年8月25日取得
- Google 検索セントラル「コア アップデートとサイトの評価」(developers.google.com)2026年8月25日取得
※本文中の判定表・語句リストはレコプラが自サイトの記事制作で運用している基準です。他媒体の基準ではありません。仕様や価格は変わることがあります(2026年8月時点)。
公開日 2026年9月7日|最終更新日 2026年9月7日
執筆者・ゆうき
非エンジニアのブロガーで、AI活用と採用まわりの支援をしている一人です。コードは書けませんが、Claude Codeを毎日使って記事の整形やデータ処理、SNS投稿づくりを日本語の指示だけで回しています。記事は公開前に必ず6カテゴリの判定表と機械スキャンを通す運用です。うまくいったことも、壊して困ったことも盛らずに書くのがレコプラの方針。AIを使ったサイト制作を受託して納品する仕事もしています。経歴とサイトの方針はレコプラ運営者ゆうきのプロフィールにまとめました。desire-planet.com 運営。




















