
※本記事には提携先サービス(フリーランスエージェント等)の紹介を含みます。内容はすべて、筆者が非エンジニアの立場で実際にClaude CodeとGemini・Veoを使い、マスコットが喋る縦型ショート動画を作った体験にもとづいています。各ツールの仕様や料金は変わるため、最終確認は必ず公式で行ってください。
「ショート動画を始めたいけれど、顔も声も出したくない」
その気持ち、私もまったく同じでした。プログラミング未経験のブロガーで、動画編集ソフトの操作も苦手。それでも、自分のブログの集客に縦型ショートが効くことは分かっていました。そこで頼ったのがClaude CodeとGemini、そしてGoogleの動画生成AI「Veo(ヴェオ)」です。今では、自分で作ったマスコットが喋る動画を、顔出しなしで投稿できています。この記事で解説するのが、そのClaude Code動画の作り方です。
Claude Codeそのものがまだ初めての人は、まずClaude Codeの始め方で環境を整えてから戻ってきてください。全体像を知りたい人はClaude Codeでできること15選もあわせてどうぞ。本記事はその「動画づくり」編です。
Claude Code動画はVeoで本当に作れる?

結論から言うと、Claude Code動画は作れます。正確には、Claude Code単体で動画が出てくるわけではありません。複数のAIの役割分担で1本に仕上げます。
動画の「見た目」を作るのがGoogleのVeoです。VeoはGoogle DeepMindが開発した動画生成AIで、静止画から短い動画を生み出せます(出典:Google DeepMind Veo 公式)。キャラクターの静止画はGeminiで作り、ナレーション音声は無料のVOICEVOXでのせます。そしてClaude Codeが、字幕の文言・投稿用のキャプション・ファイルの整理といった手作業を引き受けてくれます。
つまり、Veoが絵を動かし、VOICEVOXが声を当て、Claude Codeが面倒な周辺作業をまとめる。この組み合わせで、未経験でも縦9:16のショート動画が完成します。
なぜマスコット動画なのか
顔出しと声出しが、ショート動画を始める最大の壁です。私もここで2年ほど足踏みしました。マスコットキャラなら、その壁を一度に越えられます。自分の代わりに喋ってくれるので、カメラの前に立つ必要がありません。
もう1つの利点はブランドの一貫性です。毎回同じキャラが登場すると、見た人の記憶に残ります。私のブログでは緑のパーカーを着た男の子を相棒にしていて、投稿が続くほど「あのキャラの人だ」と覚えてもらえるようになりました。
| 役割 | 担当ツール | 費用の目安 |
|---|---|---|
| キャラの静止画づくり | Gemini | 無料枠あり |
| 静止画を動画に変換 | Veo(Google) | プランにより従量 |
| ナレーション音声 | VOICEVOX | 無料 |
| 字幕・キャプション・整理 | Claude Code | 契約プラン内 |
このうち、お金がかかる工程はVeoの動画生成だけです。しかも、ここがいちばん工夫しがいのあるところでもあります。あとで触れる「クリップ再利用」を覚えると、その費用すら2本目から抑えられます。
「動画より先に、Claude Codeで何ができるかを知りたい」という人は、Claude Codeでできること15選を先に読むと、動画づくりが全体のどこに位置するかがはっきりします。
マスコットが喋る動画の作り方は?

ここからが本題です。Claude Code動画の制作で難しいのは、最初のキャラづくりだけ。そこさえ越えれば、あとは差し替え作業に近くなります。
縦9:16の比率で、表情やポーズを指定してキャラの画像を出します。喋っている口・指差し・困り顔など、用途別に何枚か用意しておくと後がラクです。
作った静止画をVeoに渡し、数秒の動画にします。これがimage-to-video(画像から動画)という機能です。口がわずかに動き、瞬きする程度の自然な動きで十分です。
無料の音声合成ソフトVOICEVOXで、台本のセリフを読み上げさせます。自分の声を録る必要がありません。声色は好みのキャラを選べます。
クリップと音声がそろったら、字幕の区切りや投稿文をClaude Codeに頼みます。「この台本を字幕用に短く区切って」と日本語で打つだけです。
Geminiでキャラを作るときのコツ
キャラづくりは、最初の1回だけ少し時間をかけます。ここを丁寧にやると、あとがずっと楽になるからです。服の色・髪型・画風を、自分のブログの雰囲気に合わせて指定してください。私はサイトカラーの黄色を服のどこかに入れて、ひと目で「うちのキャラ」と分かるようにしました。
表情のバリエーションも、この段階でまとめて出しておきます。喋る顔・笑う顔・困った顔の3種類があれば、たいていの動画はまかなえます。Geminiには無料で使える枠があるので、納得いくまで作り直せます(出典:Google Gemini 公式)。
Veoで動かすときの注意点
Veoのimage-to-videoは、動かしすぎないのがコツです。キャラが大きく動くと、顔が崩れたり別人になったりします。私が頼むのは「軽く口を動かして瞬きする」くらいの控えめな指示です。ショート動画では数秒のクリップで足りるので、短く作って問題ありません。
Veoの提供形態や生成回数はプランで変わります。最新の条件は公式で確認してから使ってください。1本作ってみて感覚をつかむのが、いちばんの近道です。
VOICEVOXで声をのせる

VOICEVOXは、商用利用の条件を守れば無料で使える音声合成ソフトです(出典:VOICEVOX 公式)。台本のセリフを貼り付けると、選んだキャラの声で読み上げてくれます。私は最初、合成音声は不自然だと思っていました。実際に使うと、ショート動画のテンポにはむしろ合っていて、聞き取りやすさで好評でした。
🎬 まずは1本、最後まで作りきってみる
動画づくりは、完璧な台本を考えるより「短くても1本投稿する」ほうが先に進みます。Claude Codeの環境がまだなら、始め方から整えると、字幕やキャプションづくりをそのまま任せられます。
なぜ「クリップ再利用」だと無料で量産できる?
ここが動画づくりでいちばん差がつく考え方です。多くの動画AIは、1本作るたびに生成料金がかかります。同じことを毎回繰り返せば、本数が増えるほど費用がふくらみます。
クリップ再利用は、その発想を逆にします。マスコットのジェスチャー動画を一度だけ作っておき、次からはその同じクリップを使い回す。変えるのは字幕とナレーションだけです。こうすると、2本目以降は動画の生成費がかかりません。
たとえば「喋っているクリップ」「指差しのクリップ」「困り顔のクリップ」を1セット作っておけば、テーマが変わっても流用できます。私はこのやり方で、最初に数本のクリップを作ったあとは、台本と声を差し替えるだけで投稿を続けています。
実際に作った動画
考え方だけでは伝わりにくいので、実例を出します。私は副業をテーマにした55秒のマスコット動画を、この流れで制作しました。Geminiで作った緑パーカーのキャラをVeoで動かし、VOICEVOXで声を当て、字幕はClaude Codeに整えてもらった1本です。撮影も録音もしていません。
作ってみて実感したのは、2本目からの速さです。1本目はキャラづくりに時間がかかりましたが、クリップがそろってからは、新しいテーマの動画を短時間で出せるようになりました。この「作りだめ」の発想があるから、無理なく投稿を続けられています。
💡 ポイント:テーマ1行から台本・音声・合成・チェックまでを一気通貫で自動化し、何本も流すように回す仕組みは、現在レコプラで動画キットとして整備を進めています。本記事で扱うのは、その入口にあたる「半自動の作り方」と「再利用という考え方」までです。まずはここを手で体験しておくと、自動化の価値が腑に落ちます。
Claude Code動画は顔出しなし・声出しなしでも作れる?

作れます。Claude Code動画はマスコットが主役なので、むしろ顔と声を出さないことが続けやすさにつながります。理由は3つあります。
理由1:心理的なハードルが消える。カメラの前に立つ緊張も、自分の声を聞き返す気まずさもありません。私が2年動けなかった壁は、ここでした。マスコットに任せた瞬間、投稿のハードルが一気に下がりました。
理由2:プライバシーを守れる。本業がある人や家庭がある人ほど、顔を出すリスクは気になります。マスコットなら、身元を明かさずに発信できます。私も家族のことを考えて、顔出しはしない方針にしました。
理由3:撮り直しがいらない。言い間違えても、台本を直してVOICEVOXに読み直させるだけです。何テイクも録り直す手間がありません。地味ですが、続ける上では大きな差になります。
合成音声やAI動画は規約違反にならないか
気になる人が多いので、先に触れておきます。VOICEVOXは利用規約の範囲なら商用利用できますし、Veoも各プランの条件にしたがえば使えます。大切なのは、ツールごとの最新の規約を自分の目で確認することです。投稿先のプラットフォームにも、AI生成コンテンツの表示ルールがある場合があります。迷ったら公式の案内を読み、必要な表記を添えれば安心して投稿できます。
非エンジニアがつまずくポイントと対処法は?
正直に書きます。Claude Code動画づくりも、最初から無痛では進みません。私が実際につまずいた3つを、対処法とセットで挙げます。
つまずき1:キャラの見た目が毎回変わる。Geminiで作り直すと、別のキャラになってしまうことがあります。対処は、気に入った静止画を必ず保存して、その1枚を基準に使い回すこと。新しい表情がほしいときも、保存した画像をもとに少しだけ変える指示にすると、ぶれにくくなります。
つまずき2:Veoでキャラの顔が崩れる。動きを大きく指定しすぎると起きます。前に書いたとおり、動かすのは口と瞬き程度に抑えてください。短いクリップなら破綻しにくく、再利用にも向きます。
つまずき3:ソフトの導入で止まる。VOICEVOXや合成に使うツールをパソコンに入れる段階で、未経験者は身構えます。エラーが出たら、その文面をそのままClaude DesktopやGemini・ChatGPTに貼って「これはどういう意味」と聞けば、たいてい解決します。私もこの方法で乗り越えました。
ショート動画は副業・集客にどう生きる?
動画は、それ単体で稼ぐより「入口」として効きます。縦型ショートでブログやサービスを知ってもらい、本命の記事や商品に来てもらう流れです。私の場合は、副業の話題を動画にして、興味を持った人をブログへ案内しています。
顔出しなしで毎日のように発信できると、接触の回数が積み上がります。覚えてもらえれば、いざ何かを紹介したときの反応が変わります。この動画づくりを覚えること自体が、そのまま副業の武器になるわけです。
作った動画から、どんな副業につなげられるかは非エンジニアにおすすめの副業プラットフォーム比較にまとめています。動画の集客と、受け皿になる仕事の両方をそろえると、回り出します。
もっと手前の「日々の作業をAIに任せる」実例から始めたい人は、Claude Codeで日々の作業を自動化した実例も次のステップとして読んでください。
まとめ:Claude Code動画は「役割分担」で誰でも作れる
Claude Code動画づくりは、Geminiで絵を作り、Veoで動かし、VOICEVOXで声をのせ、Claude Codeで仕上げる役割分担で完成します。顔出しも声出しもいりません。プログラミング未経験の私でも、マスコットが喋る縦型ショートを投稿できています。
最初のキャラづくりだけ少し手をかけ、あとはクリップを再利用する。この発想を覚えると、2本目からは台本と声を差し替えるだけで続けられます。まずは短い1本を、最後まで作りきってみてください。その1本が、次の投稿につながります。
🚀 動画で集客した先の「受け皿」を用意する
ショート動画は、見てもらった人を次につなげてこそ生きます。非エンジニアが動画や副業を仕事に変える具体策は、提携先サービスの比較とあわせて副業プラットフォーム比較にまとめました。動画づくりと並行して、受け皿を先に決めておくのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. Claude Codeだけで動画は作れますか?
Claude Code単体では作れません。Geminiでキャラの静止画を作り、Veoで動かし、VOICEVOXで音声をのせ、Claude Codeが字幕やキャプションづくりを担う役割分担で、1本の縦型ショート動画に仕上げます。
Q2. Veo(ヴェオ)とは何ですか?
VeoはGoogle DeepMindが開発した動画生成AIです。静止画から短い動画を作るimage-to-videoに対応しており、Geminiで作ったキャラの画像を数秒のクリップに動かせます。提供形態や生成回数はプランで変わるため公式で確認してください。
Q3. 顔出しや声出しは必要ですか?
必要ありません。マスコットキャラが代わりに登場し、VOICEVOXの合成音声が喋るので、撮影も録音もせずに投稿できます。プライバシーを守りたい人や、本業がある人にも向いています。
Q4. 動画づくりにお金はかかりますか?
費用がかかるのは主にVeoの動画生成です。GeminiとVOICEVOXは無料枠や無料利用ができます。クリップ再利用を覚えると、2本目以降は動画の生成費を抑えられます。
Q5. クリップ再利用とは何ですか?
マスコットのジェスチャー動画を一度だけ作り、字幕とナレーションを差し替えて使い回す方法です。動画を毎回生成しないので、本数が増えても生成費がふくらまず、続けやすさに直結します。
Q6. 合成音声やAI動画は商用利用できますか?
VOICEVOXは規約の範囲なら商用利用でき、Veoも各プランの条件にしたがえば使えます。投稿先プラットフォームのAI生成コンテンツ表示ルールも含め、最新の規約を公式で確認してから使ってください。
Q7. キャラの見た目が毎回変わってしまいます。
気に入った静止画を保存し、その1枚を基準に使い回すと安定します。新しい表情がほしいときも、保存した画像をもとに少しだけ変える指示にすると、キャラがぶれにくくなります。
Q8. 非エンジニアでも動画を作れますか?
作れます。各ツールへの指示は日本語で通じ、つまずきやすいのはソフトの導入とキャラの安定だけです。エラー文はそのままチャットAIに貼って聞けば解決が早く、筆者もこの方法で乗り越えました。
執筆者:ゆうき
ブログ運営歴14年、ブログ以外の副業歴5年。プログラミング未経験の非エンジニアながら、Claude CodeとGemini・Veo・VOICEVOXを組み合わせて、マスコットが喋る縦型ショート動画を顔出しなしで制作。「専門知識がなくてもAIで自分の道具は作れる」を実証中。レコプラ(desire-planet.com)運営者。





















